不動産の買取と仲介の違いとは?メリット・デメリットについて解説

不動産を売却するときには、不動産会社の仲介で買主を探して取引をおこなうのが一般的ですが、仲介以外に「買取」という方法もあります。
買取は現金化が早い点が魅力ですが、実際に買取を利用する場合は、内容をしっかり理解したうえで検討することが大切です。
そこで今回は、不動産買取と仲介の違いや、仲介と比較した場合の買取のメリット・デメリットについて解説します。
不動産の売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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不動産の買取と仲介の主な違いとは

まずは、不動産の買取と仲介のそれぞれの内容を確認したうえで、2つの違いについて解説します。
買取とは
買取とは、不動産会社が直接物件を買い取る方法です。
売却活動はおこないません。
不動産会社が提示する価格に売主が納得すれば、すぐに売買契約に進みます。
仲介とは
仲介とは、不動産会社が売主と買主のあいだに入って話をまとめ、取引を成立させる方法です。
買主は、不動産会社が売却活動をおこなって見つけます。
買主が見つかれば、不動産会社と売主、買主の3者が立ち会って売買契約を結びます。
買主が見つからなければ、不動産を売却することはできません。
買取と仲介の3つの違い
買取と仲介の違いは、主に以下の3つです。
●買主
●売却期間
●売却価格
どういうことなのか、2つの違いについて具体的に解説します。
違い1:買主
買取の場合、買主は不動産会社です。
仲介は、主に個人の方が買主となります。
したがって、仲介は売却活動をおこなって買主を探す必要があります。
違い2:売却期間
買取は、売却活動をおこないません。
売主が条件に納得すれば、すぐに売却の手続きを進めることができます。
仲介は、買主が見つかるまで売却できません。
売り出してからすぐに買主が見つかることもあれば、なかなか反応がないケースもあります。
仲介で売却する場合、一般的に3か月~半年程度の期間がかかります。
物件の状態や立地条件によっては、それ以上かかることも少なくありません。
違い3:売却価格
買取は、仲介で売却する場合の価格より安くなるのが一般的です。
仲介は、好条件で購入してくれる買主と取引できるため、市場相場に近い価格での売却が望めます。
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仲介と比較した場合の不動産買取のメリット

買取と仲介は、方法がそもそも異なることを前章で解説しましたが、実際に買取を利用する場合、仲介よりどのようなメリットがあるのか知ったうえで検討したいですよね。
そこで次に、仲介と比較した買取のメリットについて解説します。
買取のメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
●短期間で売却できる
●契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)が免責になる
●近隣の住民に知られずに売却できる
●売れにくい不動産でも売却しやすい
メリットの内容について、順番に解説します。
メリット1:短期間で売却できる
前章で解説したように、買取は売却活動をおこなわないため、短期間で売却できます。
不動産会社と売買契約を結んだあと、1週間~1か月ほどで売却代金を受け取れます。
急にまとまった資金が必要になった場合や、売却の期限が決まっている場合に、早く現金化でき、引渡しのスケジュールを立てやすい点が買取の大きなメリットです。
メリット2:契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)が免責になる
仲介で不動産を売却する際には、契約不適合責任に注意が必要です。
契約不適合責任とは、売却後に契約内容とは異なる瑕疵(欠陥や不具合)が見つかった場合に、売主が買主に対して負う責任のことです。
契約不適合であるとみなされると、買主から契約解除や損害賠償を求められる可能性があります。
契約不適合責任のリスクを軽減するためには、ホームインスペクションを実施し、物件の状態を把握したうえで修繕する、もしくは買主に告知して契約書に盛り込むことが大切です。
とはいえ、すべての箇所の瑕疵を把握できるわけではないため、売却後にどのような瑕疵が発覚するか不安が残ります。
買取の場合、不動産会社が買主となるため、契約不適合責任は免責になります。
ホームインスペクションをおこなって瑕疵を修繕する必要がなく、売却後に不安が残ることもありません。
メリット3:近隣の住民に知られずに売却できる
仲介の場合、不動産会社がチラシを作成して近隣の住宅にポスティングしたり、インターネットに情報を掲載したりといった売却活動をおこないます。
したがって、自宅を売り出していることが近隣の住民に知られる可能性が高いです。
また、不動産を売り出し購入検討者が現れると、ほとんどの場合、内覧を希望されます。
売り出していることに気付いていない方でも、不特定多数の方が内覧に訪れれば、不審に思うでしょう。
買取は、インターネットへの掲載や内覧をおこないません。
したがって、近隣の方に知られずに売却できる点もメリットの1つです。
メリット4:売れにくい不動産でも売却しやすい
築年数が古い物件や、見た目が悪い物件は、仲介で売り出してもなかなか買主が見つからないことがよくあります。
売却しやすくするために、リフォームをおこなうケースもありますが、そのためには多額の費用がかかります。
ただし、費用をかけてリフォームしても、その分を上乗せして売却できるわけではないため、売却前にかけた費用は持ち出しになるケースがほとんどです。
買取は、売れにくい物件でも売却できる可能性があります。
そのままの状態で査定をおこない価格を決めるため、売れやすくするためにリフォームをおこなう必要もありません。
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仲介と比較した場合の不動産買取のデメリット

仲介と比較すると、買取は早く現金化できる点や、契約不適合責任を問われる心配がないことなど、多くのメリットがあることを前章で解説しました。
しかし、買取にはデメリットも存在します。
買取を利用するにあたって、メリットだけでなくデメリットも知ったうえで決断したいですよね。
そこで最後に、買取のデメリットについて解説します。
買取のデメリットとしては、以下の2つが挙げられます。
●売却価格が仲介より安い
●買取を利用できない場合もある
デメリットの内容について、順番に解説します。
デメリット1:売却価格が仲介より安い
買取は、不動産会社が物件を買い取ったあとにリフォームなどをおこなって再販売するのが前提です。
したがって、買取価格は、物件自体の査定価格からリフォーム費用や諸経費などを差し引いた金額で設定します。
仲介は、市場相場に近い価格で売却できる可能性があるため、仲介と比較すると買取価格は安くなるのが一般的です。
物件の状態や立地条件にもよりますが、買取価格は仲介で売却する場合の価格の6割~7割程度が相場です。
デメリット2:買取を利用できない場合もある
先述したように、不動産会社は再販売することを前提に不動産を買い取ります。
言い換えると、再販売が見込めない不動産は買い取りができない可能性があるのです。
たとえば、需要が少なく売却が困難になるような立地にある場合や、リフォームにコストがかかりすぎる物件、再建築不可物件などが挙げられます。
したがって、買取を利用したい場合は、そもそも買取が可能かどうか確認することが大切です。
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まとめ
不動産を売却する際には、買取と仲介の2種類の方法があり、買主や売却期間、売却価格などに違いがあります。
買取は、仲介での売却より価格が安くなる点がデメリットです。
しかし、買取は現金化が早く、契約不適合責任の心配もないことから、早く資金を調達したい方や、売れにくい不動産を売却したい方は買取を検討してみてはいかがでしょうか。
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